第1回「はが未来ミーティング」
5年後、10年後も、誰もが安心して波賀で暮らし続けるために、地域の未来を住民みんなで考える「はが未来ミーティング」が、いよいよスタートしました。
第1回となる今回は、公募などで集まったメンバーが一堂に会し、それぞれが感じている波賀への思いや、これからのまちづくりについて意見を交わしました。
開催概要
日時:令和8年3月5日(木)19時00分~21時00分
場所:はがてらす 2階 小ホール
参加者:メンバー17人、宮内アドバイザー、佐伯アドバイザー、西播磨県民局 蒲原専門官、大津副主任
自己紹介から見えてきた「波賀への思い」
ミーティングは、参加メンバー一人ひとりの自己紹介から始まりました。
自己紹介では、現在取り組んでいる活動や参加した理由とともに、波賀への愛着、地域が抱える課題、将来に向けた思いなど、さまざまな意見が語られました。
地域の宝を活かしたい
参加者からは、波賀の豊かな自然や地域資源を、これからの仕事や地域づくりにつなげたいという意見がありました。
「波賀にはコケをはじめ、まだ知られていない宝がたくさんある。仲間を増やし、仕事につなげていきたい」
「豊かな自然環境を活かし、若い人の移住につなげられないか」
身近にある地域資源を見つめ直し、外へ発信することで、新たな産業や交流、移住につなげていきたいという思いが共有されました。
大人も子どももワクワクするまちへ
子どもたちが地域で楽しく過ごせる環境をつくりたいという声も多く聞かれました。
「子どもたちが軽トラ市を楽しみにしている。子どもだけでなく、大人もワクワクすることを考えたい」
「子どもたちが、波賀で暮らすことを楽しいと思える地域にしたい」
地域に住む人たち自身が楽しみながら活動することが、子どもたちの地域への愛着や、将来の定住にもつながるのではないかという意見が出されました。
直面している地域の現実
一方で、人口減少や空き家の増加、地域活動の担い手不足など、波賀が直面している現実についても率直な意見が語られました。
「人口が減り、家も空き家になり、伝統芸能を続けていくことも難しくなっている」
「自治会や行政だけでは解決が難しい課題が増えている」
これまで地域を支えてきた仕組みだけでは対応が難しくなっている中で、立場や世代を越えて力を合わせる必要性が確認されました。
これからの波賀のまちづくりを考える
自己紹介の後は、「これからの波賀のまちづくりを、どのように進めていくか」をテーマに意見交換を行いました。
子どもたちが帰りたくなる環境づくり
話し合いの中では、子どもたちが波賀に愛着を持ち、将来、地域へ帰りたいと思えるような環境をつくることの大切さが語られました。
「自分の子どもたちに、波賀は良いところだと十分に伝えてこられなかった」
「地元に帰ってきたいと思える教育や、子育て環境をつくることが大切」
これまでを振り返る意見とともに、波賀の魅力や地域で暮らす楽しさを、子どもたちにどのように伝えていくかを考えていく必要があるとの意見が出されました。
組織の形よりも「つながり」を大切に
波賀地域では、すでに多くの団体や住民が、それぞれの分野で地域づくりに取り組んでいます。
参加者からは、新しい組織をつくること自体を目的にするのではなく、現在活動している人や団体同士が横につながることが大切だという意見が多く出されました。
それぞれの活動が点と点で終わるのではなく、情報や課題、得意分野を共有し、必要なときに支え合えるネットワークをつくることが、これからの地域づくりには欠かせないという認識で一致しました。
住民の本音を聞くアンケートを実施へ
今後の具体的な取り組みとして、波賀で暮らす人や波賀に関わる人の声を聞くためのアンケートを実施することが提案されました。
話し合いでは、
「もっと全員が、気になることを何でも話せる場にしたい」
「困りごとだけでなく、波賀の良いところや自慢できることも聞きたい」
「小中学生にも、将来の夢や波賀でやってみたいことを聞いてみたい」
といった意見が出されました。
課題を探すだけのアンケートではなく、地域の魅力や可能性、住民一人ひとりの願いを引き出す内容にすることが大切だという方向性が共有されました。
アンケートを通して集まった声を、今後の話し合いや具体的な取り組みを考えるための土台として活用していきます。
今後の進め方
第1回の話し合いを踏まえ、今後の進め方について、次のとおり確認しました。
開催ペース
月1回程度、平日の夜を中心にミーティングを開催し、継続して話し合いを重ねます。
運営体制
次回までの暫定会長を柿本氏が務めます。また、新年度からは連合自治会の会長、副会長にも参加していただき、地域全体で連携しながら進めていく予定です。
次回のテーマ
今後のまちづくりの大切な土台となるアンケートについて、質問内容や対象者、実施方法などをメンバーで具体的に検討します。
波賀の未来を、みんなで考える
第1回のミーティングでは、参加者それぞれが感じている波賀への愛着や期待、そして地域が抱える課題について、率直な意見が交わされました。
立場や活動分野は異なっていても、「波賀をより良い地域にしたい」「子どもたちに安心して暮らせる波賀を残したい」という思いは共通しています。
「はが未来ミーティング」は、誰か一人や一つの団体だけで地域の課題を解決する場ではありません。
住民や地域団体、自治会、行政などが互いにつながり、それぞれの思いや知恵を持ち寄りながら、できることから一つずつ形にしていくための話し合いの場です。
これからも、波賀で暮らすみなさんの声を大切にしながら、5年後、10年後の波賀の未来について考えていきます。

